樹海
樹海に1泊してきました。
本当は2泊の予定でした。
途中で「もういいや」と糸が切れるように飽きて、行く予定だった場所にも行かず渋谷まで帰ってきてしまいました。
古書屋でランダムに選んだお供は5冊
澁澤龍彦 『黒魔術の手帖』
寺山修二 『寺山修二 ちくま日本文学全集』
笹間良彦 『図説 日本拷問刑罰史』
辻村深月 『ツナグ』
黒魔術の手帳は魔法研究期間の参考書になるかな。
寺山さん全集は勿体ないのでちょっとずつ読もうと留めている。
拷問本は期待外れ、図説が貧相なのが残念。参考書としてはいいのだろうけれど、この分野を喜々とせずに勉学に勤しむマイノリティにはおすすめしてあげよう。
ツナグはよかった。映画見ようか迷います。
食卓は コンセプトは悪くないけれど、情景描写の点で『天国はまだ遠く』に劣るかなあと。
慣れ、の恐ろしさを知った小旅行でした。
というのも、オフラインにいることが居心地が悪かったからです。
反面、心地よいこともありますが、心が落ち着かないことの方が大きいのでした。
たいそうな田舎で育ってきた自分にはほかの人よりも大きなこの類の衝撃を受けたようです。
頭を上手に使いこなしたいという欲があります。