雑記1147

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2013 2 タイ+カンボジア (14日)

2013 2 タイ+カンボジア (14日)

 初海外。きっと春休みに何かしたい+観光学部ってことで一人旅を考えた。何故か友達と、という考えは一切浮かんでこなかった記憶。何も考えぬままチケットを取って、往路の飛行機の中ではなんでタイに?と疑問に思っていた。日本が2月ということもあり、タイに降り立った瞬間の気温の違いに感涙したことをよく覚えている。たかが気温と湿度だが、異国に来た、ということを全身で感じた事に身震いした。あの瞬間のドキドキ感は今思い出しても色褪せない。タクシーがぼられるとよく聞いていたので警戒していたが、普通にタイ語を話そうとしたおかげかうまくいった。ある程度カオス感は予想していたので、闇雲に向かったカオサン通りでも平静だった。わりと。

そして、宿がなく熱くうだれていて、よもすがらたどり着いたのがNAT2だった。ここでよっしーやよーへい、みくたちと繋がることになるなんて全く予想だにしていなかった。3日くらいひきこもる。史子に電話もしたっけ。

史子が一週間後くらいに来るからどこかには行かなくては暇すぎるといって、パンガンになんとなく向かった。本当になんとなく。道中往生して、そのおかげで朝焼けが見れたり、他の旅人と適当な会話をしたり、自分にとっての”人間らしい”活動に心を奪われていた。長距離のバス後のフェリーも何もかもが新鮮で新しい世界を見ていること、今までに見たことのない美しい景色に圧倒されていた。もともと楽観主義者なのか、不安はまったくと言っていいほどなかった。

コーラルバンガローに直行したんだっけ、そうだ、感さんと一緒だったのか。タイには何回か行っているので記憶が。。。ともかく、パンガン島の夕日はとんでもなく美しかった。赤い太陽が海に沈む様子、周囲が薄ピンク色に包まれ、木々や人が長い影を身に着ける様子はノスタルジーの頂点といっても過言ではない。そのときの風景は今でも忘れられない。日焼けを気にせず罪悪感に浸りながら海に浮かぶことも最高だった。あの時の、冷たい水に包まれながら太陽に焼かれる原始的快楽を超えるものはそうそうないだろう。夜、乾杯を。

パンガンからサムイへ。

冒険心が出てきたのか、自ら一人で行動したいと申しでる。もちろん、ポジティブに。ところがところが、10件ほどFullといわれ心が折れた。インド料理屋でとりあえずご飯を食べ、相談に乗ってくれたのは店員さん2人。それでもしかし空いていないとのことで、なんと泊めてくれることに。ナンを作るところを見せてもらったりと、ホスピタリティのある方々だった。拙い英語でいろいろ話した。何を話したかはあまり覚えていないが、何かを必死で伝えようとしていたし、伝わっていた。不思議な夜。

荷物失った後、バンコクに戻ってからはあまりはっきりとした記憶はない。史子と合流してバンコクふらふらして、チャーン島に行ってカンボジアへ。やっぱり一人のほうが旅自体は記憶に残るのか。カンボジアはバスが大幅に遅れて、”おすすめ”のホテルに泊まったら高かったなあ。カンボジアは、ベンメリアがとてもよかった。超自然。あとは普通に遺跡回ったくらいかな。

バンコクに戻ってきて、10Bラーメン・カオマンガイパッタイ食べて、荷物を引き取って帰った。

 

初めてにしては上出来だった。好奇心のある大学生が一歩踏みだしてみた結果、受け入れ側の力でたくさんの経験を与えてもらった。そんな旅であった。