雑記1147

yoshinashi stuffs

着ること。

論考とまではいかないけれど文章を書いてみたい。

 

一言でいえば、気分を操作することかと思いました。

のによって結構気分が変わります。洋服に思い入れがある人はその影響を受けるのは当然かと。。人によって好きなものは違いますが、その人がこだわりを持っているものはその人の気分に影響を与えるでしょうね。たまたまそれが洋服だったわけで。

 

洋服で気分を変えたり、いい気分をさらに快適に楽しんだり、あえて自分が不快な洋服を着てみたり、いろいろな着方をしています。

基本的にはヨウジを着ます。なんでかって、落ち着くから。黒いしでろっとしていて抜けた感じで空気感がフィーリングに合って心地がよいから。ゆらゆらしていたいので一番合っているのではないかーと。

 

シャンとしたいときはミヤケです。細身なのでシュッとした感覚になって背筋が伸びる気がして。シンプルできれいなんですよね。

 Simplicity is the ultimate sophistication. というピカソの言葉を思い出します。「足すものがない」ではなく「削るところがない」状態が最も美しいともおっしゃられたようです。 あんな細密な絵でも全部必要なものだったんでしょうね.

ミニマルなデザインといえばジルサンダーだけどあんなにカチッとしていたら窒息死しそう

 

もやもやしたいときはギャルソンを。ギャルソンを着ると身体感覚に意識的になります。非対称だったり、ボコボコしていたりなんかいい意味で不快になれる洋服。あと、かわいいですよね、シルエットとか。

洋服としてはウィメンズのほうが好きなんだけど。「未成熟性」が強調されるような洋服(性的・美的・造形的)に。ギャルソンの服も好きな一方、「ギャルソンの洋服を選ぶ女」のほうに魅力を感じる。

 

周りに媚びず、確固たる自分の世界があって、「入ってこないで」とでも叫んでいるような強い女性。えてして化粧という虚構で現実を乗り越えてゆく力が感じられます(勝手に)

 

洋服好きな人に繊細な人が多いのは影響を受けやすいからではないかな。繊細だから洋服という日常的なものに大きな影響を受ける。そうすると関心が高まって工夫しだすのではないでしょうか。

 

意思を持ってを選ぶことは楽しい、主体的に関わればより楽しいので着たおして遊んでいます。

着る物で楽しくなれるのはラッキーかもしれません。